釣りブロガーとしては恥ずべきことに釣りに行っていない冬を過ごしていました。そして初バスをゲットしたのは桜も散った4月の初旬となりまりました。
2022年は2月からコッソリと津久井湖に通いながらもサカナが見つけられずノーフィッシュの嵐に日々遭遇。そんな中、期せずして将監川にて初バスをもたらしてくれたのはこれまた基礎の基礎。基本のテキサスリグでした。
将監川でのローカル大会に参加
Twitterというハイパースペースの中に巣食ういわゆるTwitter型アングラーです。SNSは数あれど、Twitterを主戦場としていると時折流れ来る楽しそうなローカル大会の数々。今回は将監川でバス釣り大会を開催されているkwestさんの大会が楽しそうだなぁ〜と昨年から見ていたので思わずエントリー。
道場破り的に「たのもー」とこういった感じで参加するのもまた楽しいものです。
本日、将監川で大会を開催させていただきました。
24人で立ち向かいましたがこちらの結果です。私はバックシートの方に助けてもらい、5位でした。
貴重な魚を速やかにネットで掬いました!
自宅に帰るまでがwbcです。
皆様お疲れさまでした。#将監川#長門川 pic.twitter.com/lCkeDI2eDK— kwest@将監川でバス釣り大会主催 (@kwest67845313) April 9, 2022
kwestさん運営ありがとうございました!
参加者は24名の将監川・長門川の勝手知ったる手練の面々。僕はというと、H-1グランプリを中心にときたま大会で行く程度のフィールドですが相性は悪くないと思っている場所です。優勝こそありませんが、意外とシングル入賞の思い出があるところなのです。
Twitter民の方々がほとんどだったので、例によってアカウント名で呼び合うので大のオトナなので照れちゃいますね。
風が吹くと釣れるけど吹きすぎてもツライ
日どりは4月9日(土)でした。
土曜日開催というのが土日休み人間としては一日休養日としたり、釣り以外のことにあてられるのでなかなかいいものです。月曜に屍化しなくなるのもまた良きです。(2日釣りをする体力がなくなってきています(汗))
時季としてはまさにスポーニングシーズンスタートといったところ。おそらくはベッド・インしていたりいなかったりの状況でした。
そんなこんなか、シャローをネコリグで打っていくと明確なアタリも得られて、これはいけちゃう!?なんて思っていたらヤラれるのが関東バスフィールド。時間は刻々と過ぎていくわけです。
「これはヤバいぞ〜」と思いながらいつもどおりの、巻きで探りながらも要点は撃つ作戦も…なかなかにバスにはであえずにいました。
朝方はおだやかなサタデーでしたが、昼頃には爆風となるのがお約束。
ボートを固定するためのスティックイットを積み忘れたものだから、もう釣りするのが大変のなんの。足腰もガタガタになりますし散々な感じで昼を迎えました。
基本のテキサスリグ
ご多分に漏れず、新作ルアーや新しいリグ、メソッドには鼻息荒くリアクションしちゃうジャパニーズアングラーである私ですが…自分の中でバス釣りのベースにあるテクニックは牛久沼でやりこんだ『テキサスリグ』であると自認しています。
テキサスリグでだけで数年は釣りこんだ日々があったもので、釣れても釣れなくてもこのリグだけでアプローチし続けることができるのです。
非常に基本的な基礎的なベーシックな〜リグなのですが根掛り回避能力はおそらくはバス釣りリグの中でも随一。恐れずにカバーに投げ込めるのが昔から、そして今でも釣れ続ける理由でしょう。
牛久沼はもちろん、こちら将監川でも、亀山ダムでも、相模湖・津久井湖でも…なんだかんだ言って最後はテキサスリグで釣ってくることが多々あります。おそらくは、リズム・アプローチ、使い続けられる精神面などが私自身の中で取り揃っているリグのでしょう。
そんなリグを爆風の真っただ中でシャローに投げ込んでいたところ、ググッと明確なバイトを感じ取りガッチリフッキング!
久しぶりのバスさんを拝むことができたのです。
デジタルウェイイン方式にて
ライブウェルをボートに積み込み、生きたバスを大会ベースまで運ぶのが、公式トーナメントのウェイイン方法ですが、ローカル大会などでは「長さ」を自己申告するデジタルウェイイン方式も浸透しました。
スマホの普及率がほぼ100%になったことと、鮮明な画像を誰でも撮影できることになったのがその理由でしょう。
ボート上でメジャーの上で長さを測る釣りもまた楽しいものです。大会ではLINEで結果を送り表彰式でドキドキの発表を待つ!というスタイルでした。
バス釣りで面白いのが、オッカパリアングラーの人たちは「長さ」を重視する傾向があり、ボートアングラーはどちらかというとトーナメンターも多いからか「重さ」を重視しますよね。どちらが良い悪いではないのですがこの価値観の違いもまた面白いものです。
結果は44センチの良型を終了ギリギリに釣りまして、うれしい2位となりました。
個人協賛で今や一部マニアが買い求めるというアサヒスーパードライ旧品!をいただきました。味比べもして美味しかったです。(今度出るときは協賛品持っていかないと!)
釣り大会の賞品で旧品をいただいたので味比べをしてみました。
左⇨旧
右⇨新新バージョンは独特のキレと今までにない淡麗な味わいを足した感じがしました。ただこれはマルエフに似たところがあり、アサヒの味の決め手に変化があったことがうかがえました。#アサヒスーパードライ pic.twitter.com/058ANhOVPu
— ナマロー | バス釣りブロガー (@nama_ryu) April 11, 2022
【WSC-ST66MH】を竿おろし!
2021年の晩秋に入手していたレジットデザインワイルドサイドの新番手WSC-ST66MH。ハリのあるソリッドティップを搭載している、MHパワーを持つちょっとマニアックな番手です。
流行りのディープをノーシンカーで這わせるメソッドから、フリーリグなどリザーバーの底物用として買ったのですが、そのタックルセッティングをそのままにテキサスリグにも使ってみたらソリッドティップがいい具合にしなってくれてリグが投げやすく、予想以上に接近戦でも使えることがわかりました。
もちろん、バットパワーはアラミドレインフォースメントのおかげでバッチリ強化されているのでごちゃついたところからの引き剥がしも問題ありませんでした。人気番手になるか!?
おはようございます。きのうの将監川タックルメモ。
ロッド WSC-ST66MH
リール メタニウムXG
ライン バリバスアブソルート20lb
フック イチカワマッスルフック 1/0
ルアー RVバグ4インチワイルドサイド21新作ロッドでやっと魚をかけられました。ノーシンカーはもちろんテキサスにもいいかも。 pic.twitter.com/FKoHDrsgBy
— ナマロー | バス釣りブロガー (@nama_ryu) April 9, 2022
ソリッドティップなので釣りの最中というよりも、ボートデッキ上でのロッドの扱いとか、車の中での置き方に注意したいですね。そうしないと「何もしていないのに折れちゃい」ますから。
レンギョが謎の大量死
最後に2022年春の将監川ですが、レンギョの大量死が起こっており腐臭がただよう川でした。唯一のサカナが釣れたポイントも巨大レンギョの死体が浮いている横にボートを止めて釣りをしていました。
死んだレンギョだけではなく、元気なく表層をフラフラとしているレンギョも大量にいました。
水質の富栄養化なのか?それとも農薬か?急激な変化(悪化)はレンギョだけなく、おそらくバスを含むその他のサカナたちにも影響は及んでいると思われます。
ちょっと異常なくらい死体があったので気になった将監川でした。夏場にこの事態が継続しているようだと、大量の虫が湧いたりと周囲の住環境にも影響が及ぶところかと。現場でしか知り得ない、謎の大量死が気になりました。