寒い日もあれば暑い日もある釣り。
フィールド&湖上では、お昼ご飯が充実すると午後の釣りもまた集中力が増して楽しめるというものです。
最近ではボートの上でお湯を沸かして食事を楽しむアングラーがいっぱい。
その傍らには「JetBoil(ジェットボイル)」の姿を見かけることが多くなりました。
僕もご多分に漏れずジェットボイルユーザーですのでそのへんのレポをしておきます。
目次
湖上&フィールドであたたかい食事ができる幸せ
釣りに夢中になってフィールドではろくにモノは食べないというストイックな釣人は読まなくて結構!…1日ガッツリと釣りをする際に、昼休憩は大事だと僕は考えています。
人間の集中力なんてたかが知れているし、何しろ水の上という非日常でいただく食事は美味い。
お弁当やコンビニ飯もいいけど、熱いお湯があればそれだけでまたそのご飯のグレードは星3つに限りなく近づきます。
そんな人間の限り無き欲求に応えてくれるギアがJetboil(ジェットボイル)です。
予想以上に早くお湯が沸く!Jetboil(ジェットボイル)の驚異的性能!
そもそもJetboil(ジェットボイル)とはなんぞや?というころですが…👇これです
Jetboilの特徴はその高い熱効率!
アウトドアでいかにして効率よく小さな火でもってお湯を沸かせるか?と徹底的に研究した末に生まれたアメリカ生まれの調理クッカーです。
僕は釣りで湖上に出たときに使っているけど、山登りをする人たちから絶大な支持を受けているブランドで見かけたことも多いのでは?
予想以上のスピード沸騰に準備をしておかないとバタつきます。それくらい沸くのが早い。
これJetboil(ジェットボイル)ユーザーならあるあるなんだけど予想以上に沸騰するのが早くてバタバタすることがありますよね…??#jetboil pic.twitter.com/efQM0coUhB
— ナマロー | バス釣りブロガー (@nama_ryu) March 6, 2024
熱効率の良さを発揮するのはジェットボイル一のクッカーの底に取り付けられている「フラックスリング」というパーツ
熱が逃げることを最小限に抑えてバーナーの熱を伝えてくれるので、小さな火でもあっという間に沸騰!燃費も良いそう。
オールインワン!JETBOIL(ジェットボイル)の各パーツ
水を入れたり、料理を入れるためのクッカーの要積分はさすがにかさばりますが、その中に全てのパーツが収まる作りとなっています。
安全かつ迅速な沸騰・調理を可能にする注ぎ口付きフタ。やわらかい作りです。
ジェットパワーは別売りとなっています。防災用にも使いたいので常に家には2個ほどは置いておきたいもの(いわゆるローリングストック)
バーナーヘッドはジェットボイルオリジナルの「フラックスリング」がカチッとハマり、安定的に熱をおこします。
裏返すと
こちらの独自スタビライザーもイメージカラーでできていてカッコいい…こんな感じではめて…
収納もコンパクト。僕は1番下に入れてしまっています。
セットしていきます。3点式でスタビライザーが非常に安定します。
※注意点はジェットパワーカートリッジにバーナーヘッドを取り付けるときは、ナナメにしたりせずに水平にして装着すること!ガスがもれてしまって危ないしもったいない。サッと作業です。
そして、存在感を放つのがクッカー本体。ハンドル付きで、カバーの断熱性が高く、調理中でもクッカーが素手で扱えるようになっています。(熱湯を扱うので注意)
ボトムカバーは計量カップにもなっているし、コップやお皿としても使えます。カップラーメンばかりなので使う機会はあまりないのですけどね。
点火用ライターを持っておこう!
そんな便利なJETBOILですが、たまに「しまった!」と思うことがあったりしもします。
バーナーには点火装置があって便利なのですが、この点火装置によって点火ができないことが稀に起こります。湖上でのその事態は絶望を意味します。
ですので、アナログではありますが「ライター」を一個忍ばせておくのが◎です。僕もタバコは吸わないのですがライターがあると焦らなくていいのでタックルボックスでもいいので入れておきましょう。
あと、「お箸」「スプーン」「フォーク」なども予備的にタックルボックスに入れておくといいです。これがないと、カップ麺がすすれないのです。ここまた焦ります。
カップラーメンを味変させてバリエーションを楽しむ
釣りが主たる目的なので湖上で凝った料理をしようとは思っていません。
お湯を沸かしてインスタント食品をサッと食べるスタイルです。
これだけでも充分に幸せマックスなのですが、毎度のカップラーメンはちょいと飽きます。
そこで利用したいのがちょい足し具材!コンビニでは最近、様々なレトルトお惣菜が販売されておりセブンイレブンの金シリーズはレベルが本当に高い高杉くんです。
これを最近のお気に入りの、こちらもセブンイレブンの「担々麺BIG」に入れるだけでグレードがバババーンとアップします。ドラクエで言うところのチカラのタネ的な。
ちなみに、みんな大好きミートボールパターンも試しましたが・・・
これも優勝できました↘
セブンイレブンの商品はどれも美味しいですが、コストを考えると近くのスーパーなどで買い揃えて来るのが1番なところもあります。
釣り場から近いからといって全てをコンビニで済ませるのはフトコロや経済観念的にも良いとは言えないので、スーパーなどでお安く準備しておくのが◎です。でも、日本のコンビニは偉大。
そして更に総合優勝を目指すべく用意したのが「卵」です!
アウトドア用品の幅は凄くて、エッグケースなるものがたくさん販売されています。
これに卵を入れていくと、新鮮な卵をカップ麺に入れて楽しむことができるのです。まさに総合優勝です。
春夏連覇は!?
どれにする?オススメJETBOIL(ジェットボイルの種類)
JETBOILには現在6ラインナップがあります。釣りで使うならコレかな?というモデルをご紹介。
■「マイクロモ」
僕が使っているのはこのモデル。軽くてコンパクトなソロ釣行にぴったりな0.8リットルタイプ。火の微調整も可能なので調理をする人にもばっちりです。僕は行きませんが、高所や低温時でも使いやすいとのこと。山登りをする人にもいいですね。もちろん2人で使ってもいいですよ。
■「フラッシュ」
とにかくせっかち。早く釣りをしたーーいというあなたには、シリーズ最速の沸騰時間100秒を記録しているフラッシュです。複数人で使う場合などは次々に沸かしたいからオススメです。アングラーに利用者多し。(僕はマイクロモですが充分に早いですけどね)デザインもカッコいい。
■「ジップ」
サッとお湯を沸かすという機能はそのままにコスパがいいのがジップ。自動点火装置が付いていないのでライターなどは必須です。
★他にも、ちゃんと料理を楽しみたい人には広口浅型の「ミニモ」、1.8リットルが沸かせるより大人数で使いたい人用の「スモー」がありますがボート上で使うチョイスとはちょっと違うかな〜と個人的には思っております。
トンビに気をつけろ!
そして、油断大敵なのが房総半島ではお馴染みのトンビによる昼食への被害です。
トンビは人間で言うと視力は8.0〜9.0!あるそうなので遥か上空から食べ物を狙ってきます。
しかもおそるべき鉤爪を持っているのでケガしたらたまったもんじゃありません。
そうしたときはこういった木々の下で食べたり、傘をさすなどの対策をしておきましょう。