忘れたころにやってくるのが免許更新。5年ぶりに小型船舶免許の更新を行ってきました。
レンタルボートスタイルでも小型船舶免許が必要です
近年の関東バスフィッシングフィールドではレンタルボートにエレクトリックモーターを付けるスタイルが主流になってきました。
10フィート以下の船だと免許がなくても動力付きのボートが操船ができるとのことで『免許不要艇』を利用されている方も多いですよね。
これが船のサイズがここからちょこっと大きくなるだけで、法的に小型船舶免許が必要となります。もちろん、ここからアルミボートやバスボートを操船するためには免許が必要です。
ちなみに私が免許を取得したのは、大学卒業間際…社会人になってから取得するのは時間もなくなり厳しいのでは?と思い、免許をとりました。(そして、例によってブラックな働き方をしてしまい釣りをしない20代を送るのですが…免許も宝の持ち腐れ…)
ということで参考にもなりませんが、釣りが好きで、いずれはレンタルエレキスタイルやエンジン船を操船してみたいと考えている学生さんは今のうちに取得しておくことをおススメします。
自動車ほどではないにしても、数日間は取得までに時間が必要となります。(学科の勉強、実地の勉強、学科&実地試験…の計3日は最低でもかかりますかね。)
免許確認やチェックは湖ではないし無免許でも!?…なんて言うよからぬ考えをしちゃう人もいるかもしれませんが、ボート屋さんで提示を求められることもあります。そして、大会等に出場する際の免許提示もあったりします。
なおNBCやJBでは免許は絶対です。ないと登録もできません。
ですから、船舶免許は持っておいてバスアングラーなら損はありませんよね。
小型船舶免許は失効すると失効講習があるけれど…
小型船舶免許の免許更新の頻度は5年に一度。これをうっかり忘れてしまうと『免許失効』となります。
失効しても、講習を受ければいいのですがこれがまた面倒くさい。更新だと1時間ちょっとの講習のところ、+1時間半程度は講習時間がかかるようです。
なお、更新講習について私は、免許を取得したボートスクールE&Mさんに申請等を代行してもらいました。かかった費用はおよそ1万円といったところでしょうか。
もちろん、自分でやるのもいいけど時間を買うことが許されるのならおまかせが楽ちんです。更新についてのお知らせもしてくれますしね。←これ重要!忘れる!
ライフジャケット着用!
更新講習は、教官による15分程度の口頭での講義。そして、安全運航にかんするDVDを鑑賞させられます。
毎度のことですが、やはり安全については小型船舶免許と言うこともありレジャー向けの内容となります。
ですので、ライフジャケット着用については口を酸っぱくして語られます。
☟着用は自分自身もそうだし、乗船者に着用させる『義務』があるのです!
私の周りではもうライフジャケット着用はマナーだし、着けていないとドキドキしちゃうレベルのお話となっています。
内水面でも、落水すると上下感覚がなくなりパニックなるそうです。そんな時に、ライフジャケットを着けていればプカリと浮かぶことができます。
釣りを再開してからも、ライフジャケットを着けていないことでの悲しい事故がバスフィッシングフィールドでも起きてしまっています。
ライジャケ着けていれば笑い話で済む落水も、『落水事故』になってしまってはせっかくの楽しい週末が大変なことになってしまいます。迷惑もかけますしね。
船は右側通行
「何を言っているんだ!」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、教官から言われたのがこれ「船は右側通行ですヨ!」という基本。
なんでも、右側通行であることを知らずかなんなのか!?すれ違いでの衝突事故やヒヤリ事故が結構あるそうなんです。
・・・確かに、リザーバーでもすれ違うときに、右側に寄ってすれ違おうとしたらオヨヨヨヨと左側通行してきちゃうアングラーと遭遇した経験の方もいるのではないでしょうか!?
日本は道路が左側通行ですからね。思わず…ということもあるでしょうけど右側通行が船の世界的ルールですから改めて確認ですね。
(※日本の狭い、湖面の上ではポイントを荒らさないために左側通行ですれ違うこともままあります。そこは臨機応変ではありますが。)