牛久沼がホームフィールドだ!と標榜している私ではありますが、2017年以来、実に6年ぶりとなる2023年牛久沼たまやボート12月大会に参加してきました。
そして今シーズンからはじまった有志ロコアングラーによる牛久沼保全活動も記しておきます。
目次
一気に冬へ!冬の牛久沼はなかなかにツンツンです!
12月の大会!
最近では12月のバス釣り大会も珍しくなくなってきていますが、その昔はオフシーズンに入っていたので12月にバス釣りをするのはなかなかの狂気をはらんでいると言われたこともあった伝統の大会です。
しかも、浅い牛久沼ですから12月は低地にも関わらず一気に冬が訪れてしまいます。
そんな秋らしい秋がなく一気に冬がやってきてしまった2023年12月4日(日)。牛久沼をこよなく愛する太公望たちが集結。
2メートルあれば深いと言うスーパーシャローフィールドである牛久沼です。厳しい予感はしますが釣りバカなので気持ちだけは急上昇するのが毎度のこと。
気温一桁ともなるとその影響を受けて一気に水温も急降下。水の中も一気に冬モードに。
当日は朝の気温は0度予想!でしたが、昼には14度くらいに上昇。風もなくポカポカな陽気になりました。
私は西谷田川1本勝負!に出まして⤵こういった「いかにも!」なところを丁寧にときに大胆に打ち込んでいきましたがノーバイトがつづづきました・・・でもこういったナイスなロケーションがずっと続く牛久沼なのでこうしてたくさんのアングラーが集うのです。
無風ベタ凪は釣りとしてはあまり良いとは言えず、風がなびくその瞬間に集中力を高めましたが私は壮絶にノーバイト&ノーフィッシュで終了でした。
優勝は参加メンバー最年長の中西さん!
今回もなかなかに・・・いやなかなかに気難しい牛久沼でした。
ウェイインは1匹!ではありますが〜釣れてくれたことに感謝しようじゃないですか!
優勝はメンバー最年長で大ベテランの中西さん!
テクスタードのキャップには伊藤巧プロの真新しいサインが。先日の北柏ミシマ釣具さんでのストアイベントでもらったのだとか。
中西さんはH-1グランプリにも参加していたH-1戦士のひとりで、プレシリーズとしてスタートした初年度2011年新利根川戦で優勝している釣りウマさんでもあります。初期メンってやつです。
エリアは西谷田川の大きな木が沈んでいるところ。そこにOSPドライブスティック3インチのダウンショットリグだったそうです。
カラーは牛久沼としては珍しい?ネオンワカサギ。冬になると魚食性が上がるのはどこのフィールドも一緒ですからそこにアジャストしたのでしょう。
「U−30ドリームトーナメント」が盛り上がった2023年でしたが、こうして年代を超えて長く楽しめるのが釣りの良いところでもあります。私も体力と健康維持に努めて長く釣りを楽しみたいです。
今回の大会は、H-1グランプリ創始者で総合プロデューサーの鈴木美津男さんによる協力でオーナーカルティバさんによる協賛大会となりました。
大きな釣り針が盾が中西さんには贈呈されました。いつかは私も手にしたいものです。
↑大会後の抽選ではカルティバ特製のアパレルをいただきました。オーナーカルティバさん&鈴木美津男さん、ありがとうございました!
牛久沼ロコアングラーによる自主的な沼保全活動
保全活動進行中
え!一匹しか釣れねぇーの!?牛久沼やばくね!
・・・そんな一言で片付けてしまうのは簡単ですが今シーズンから有志メンバーにより自主的に立ち上がったのが
「Ushikunuma Conservational Association」
略して「UCA」=「牛久沼保全評議会(ナマロー訳)」です。
詳しくは2023年に書いたブログ記事を読んでほしいのですが、ブラックバスに限らず、牛久沼はヘラブナ・マブナ・タナゴなどの釣りモノがあり大変魅力的なフィールドです。
そのフィールドをこれからも継続していくためにもオダの設置などをしてきました。(わたしが牛久沼を離れている間にスーパーロコのみなさんが活動していた!ありがとうございます!)
グテーレス国連事務総長が警鐘を鳴らしていますが、気候変動などの影響もあり、地球ひいては牛久沼のサカナたちにとってはなかなかに厳しい環境になっているようです。
私は専門家でもなくエビデンスをすぐに出せるわけではないのですが、人間の活動による影響(何かしらの◯◯…とか)もいろいろあるのではないかと仮説を立てています。
国や行政がやっているから〜で終わらせることなくこうした地道なロコ活動も行っていることを誇りにして牛久沼でのバス釣りを楽しんでいきたいですね。
牛久沼の植生はどうなるのか
最後に2015年ハイシーズン中の牛久沼の画像が私の旧ブログにあったので画像を貼り付けておきます。
夏ともなるとハスが繁茂し、アシそしてガマが湖岸を埋め尽くしていました。これが良かった!と言うことではないのですがあまりにも植生が変わってしまたったのでアップしておきます。
たまやのオヤジさんがハスを刈っておかないとボートが通れなかった。夏終わりには背丈ほどに。
よく「アシ打ち」と言いますが、牛久沼のアシの前にはガマがたくさん生えていた。その中にルアーを落とし込むとラインが走る釣りがありました。
おそらくこのガマの中でたくさんのサカナや水生生物たちが生活するパラダイスだったことでしょう。
釣り人である私達からも、鳥からも身を守れる絶好の隠れ場所だったわけです。繁殖の場でもあったにちがいない。
上流部にあるロコからは「塚本の柵」と言われているあたりもハスで覆われていました。
ハスの大繁茂は釣りをするには不便だったのですが、この当時は2キロ前後のブタバスたちが多くウェイインされました。
ブログを読み返してみると2016年から急激なハスとガマの現象が引き起こったようです。
そして2023年現在、ハスはほぼ壊滅。ガマもほとんど姿を見ることができなくなってしまいました。
いったい何があったのでしょうか。都内で生活していると考えもしない風景ですが事実そうなのです。
⤵2022年はまだ少しガマが残っていたのですが2023年はほとんどなくなっちゃいました(泣)
牛久沼5月…アフターの釣り。目の前に落ちてくるエサを待つメスバスを釣るイメージです。元気だったのでガマの中を走り回りあたふた。静かに釣るのがコツです。
ルアー:カバースキャット3.5ノーシンカー
ロッド:レジットデザインWSC-ST66MH
ライン:ガノアアブソルート20lb
リール:20メタニウムXG pic.twitter.com/qxKFJqXeLl— ナマロー | バス釣りブロガー|ステッカー配布中 (@nama_ryu) May 16, 2022
誰にも検証されることなく豊かな沼じゃなくなることは悲しいので、釣り人として少しでも豊かになるそのお手伝いを私もできればと思っています。