あれ!?コロナ渦でいろいろと大変は令和2年ですが、釣具屋さんは混んでいるではありませんか!!!
そして、GOTO解禁の気配がするとアングラーたちは釣り場に集結!バス釣りの現場ひとつとっても大変な賑わいを見せています。
そんな、盛況の様相をみせる釣りですが、より釣りを楽しむ、より上手になる方法のひとつとしてとしてローカルトーナメントに出場してみると言う方法があありますよ~~~そんなお話をきょうはしてみます。(すでに出場されている方はご参考にッ!)
目次
ローカルトーナメントに出てはみたいけど…
「出てみたいけど敷居が高そう…」
「なんか、怖い人がいっぱいいそう…」
「俺はヘタクソだから…」
ぼくも当初はそうでした。20代のころは釣りからはほとんど離れたいたので、一応は買ってみたエレキセットを片手にちょこちょこ牛久沼に行く程度だったのです。(そもそもがブラックは働き方をしていて休みがほとんどなかった。皆無だった。みんなそうだった…よね!?)
そんな折に、大学時代の先輩から「牛久沼のたまやボートの大会が面白いから出てみなよ~」とお誘いを受け、勇気を出して出てみたのです。
そこからからはまさに『沼』の始まりでした。
それまで漫然としていた釣りが一変。なんとかして、釣る・・・「結果を出す」釣りにシフトしていったのです。
皆さんもこんな経験がありませんか?自分には魚も釣れないし、アタリすらゼロ…いや、そこそこ釣れて楽しかったその日にボート屋さんの釣果ノートを覗いてみると「48cmを頭に20本」みたいな圧倒的な釣果を見てしまうことを。
その位置に行ってみたい、高みを感じてみたい!と思ったあなたはローカルトーナメントにチャレンジしてみるのも一つの手だと思うわけです。なぜなら、その圧倒的釣果を見せつけてくれるアングラーはそのフィールド、ローカルでの達人で、ローカルトーナメントに出場していることが多々あるからです。
そのアングラーと同じ土俵に立ってみる!そんな、経験をしてみることが腕を磨くことになると私は思ったのです。
ボート屋さんのローカルトーナメント大会に出てみる
関東を中心にしたお話なので、それ以外の地域で釣りをしている皆さんにはゴメンナサイ。私が出場したことがあるボート屋さんの大会をちょいとご紹介。
牛久沼たまやボート定例大会
たまやボートのオヤジさん。通称「たまオヤ」とママさんが主催しているボート屋さん主催の大会。20年以上も続いていて、簡単には釣れないけどブタバスと呼ばれるコンディションがどくどくのモンスター感をだしてくれる牛久バスを求めてコアなアングラーたちが集っている大会です。
ラバージグによるフリッピングの元祖的な釣り場で、今でもダイナミックな釣りで大きなサカナを捉えることができる可能性を秘めた夢のあるフィールドです。
ただ、簡単に釣れるかと言うと…なかなかに難易度レベル高しではあります。
H-1グランプリもスタート当初から行われているなど、様々な腕前のアングラーが出入りしているのも特徴です。マッディレイクの醍醐味を知りたいあなたにもおススメ。
日曜開催なので一般的サラリーマンの方にもいいですね。
相模湖日相園ボート大会(日相カップ)
関東の西の老舗レイクと名高いのが相模湖ですね。かなり古い時代からバスが入り、昭和40年代~50年代から関東の少年バサー達にとっては憧れのフィールドでありました。
それだけに、スレっからしのフィールドと勘違いしてしまいがちですが、ワカサギやオイカワなどのベイトフィッシュも豊富でロクマルも生息するビッグバスフィールドでもあります。
ボート屋さんの数も多く、それだけに、初心者からエキスパートまで様々なアングラーが入り混じっている湖なのですが、そこで腕を磨くのに出ることができるローカルトーナメントが日相園さんが主催している日相カップです。
令和2年は自粛期間があってなかなか外に出ずらい日々が続いたのですが、自粛解除後は日相カップに初参加してきてみました。
NBC東京チャプターに参加している選手も多く、トーナメントの腕を磨けるハイレベルな大会の印象でした。
釣り方も、サイトマンがいたり、虫使いがいたり、パワーフィネスアングラーがいたりと牛久沼と違う視点が磨けるのも楽しいものがありました。
水の色合いや、増減などを読み解いて釣りができるのもリザーバーならではであります。
相模湖には、他にも柴田ボートさん主催の大会などもあり、こちらも伝統のボート屋さんだけありコアなアングラーで賑わっているそうです。
亀山ダムのボート屋さんの大会は…
亀山ダムにあるボート屋さん主催の大会もありましたね。ですが、2019年を最後に各ボート店の大会はいったんなくなったようです。
のむらボートさんの平日大会には激ウマアングラーさんが平日にもかかわらず多数参加されているイメージでした。
現在の混雑っぷりをみせる亀山ですから、大会だらけになることを考えての決断だったのでしょうね。
ボート屋さんの大会はなくなりましたが、様々な大会が開かれているザッツ関東のトーナメントレイク!亀山ダムは健在です。
NBCチャプターに参戦してみる
JBトップ50やマスターズと言った、いわゆる『バスプロ』の世界へと続いているのがNBCチャプターです。
とはいっても、会報誌であるバスマガジンの購読サービスとしての位置づけで成立している、JBへのエントリートーナメント、そして日本各地に支部があると言う点ではこれこそが『ローカルトーナメント』なのかもしれません。
僕は2019年からチャプター東京にチャレンジしています。チャプター房総にも何回か行きました。どちらも、名の知れたスーパーロコたちが出そろっており、ピリッとしたイイ感じの雰囲気が漂います。
ルールに関しては、基本、和気あいあい…ではありますが!…JBトップ50に繋がる大会であるのでちょいと厳しめ。
ルール説明の時や、表彰式などはちゃんと参加しないとダメだし、静かに聞いていないと怒られちゃいます。(ホントです)
法令順守も絶対で、エレキ戦と言えども「バケツ」「笛」「信号紅炎」などの装備も義務付けられます。
さらには、団体してのギヤもあったり、広告制限もあったりします。ですから、ステッカーをべたべた貼り付けたタックルボックスなどは持ち込めなくなってしまいます。
それだけに、自由さを求めるアングラーには窮屈と感じるところもあるかもしれません。
ですが、F1といったレースだって、プロ野球だって「これを使わないとダメ」と言った厳しめなルールが競い合いの場では設定されていますよね。
こうした「競技性」が好きな方は一度チャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか!?
そのため、一般的ローカルトーナメントに出ている方もプラスアルファでの道具を買いそろえる必要があったりします。
流行中!?H-1グランプリといった縛りトーナメント
ワーム、ジグ、スピナーベイトにプラグまで!いわゆる「ルアーと言われるものならOK」と言うのがローカルトーナメントだったりするわけですが、昨今、流行しているのがH-1グランプリに代表される『縛りありの大会』です。
知っている限りだと…
『ハードベイトオンリー』
『スピナーベイトオンリー』
『フロッグオンリー』
『トップオンリー』
…と言った縛りアリの大会が、大小さまざま開かれているようです。
ハードベイトオンリーで楽しいの!?無理してないの!?
と言われる方もいるのですが、いやいや、一日、巻きで釣るって言うのもなかなかにオツなもので多くのアングラーを魅了してしまっています。
その魅力についてはまたどこかで書きたいとは思いますが、やっぱり『プラグ』と言ったルアーらしいルアー…古来からあるスタイルの固いルアーで釣るとサカナを『だました』と言うルアーフィッシングの根源的目的意識を大きく揺さぶられることが実感できます。
しかも、限られた手数の中で(いや、実は無限大なのですが)楽しむのが人って嬉しかったりするんですよね~~~
また、齢40を超えてくると、手持ちのルアー全てをマスターして釣りを仕切ることができるのか…と言う悲しい禅問答のような課題が見え隠れしてきます。
そんな時に、あえての「ハードベイトオンリー」はそのルアーやジャンルと本気でじっくりと向かい合うことができて中途半端なカタチがなくなるのもいいところなのか、と。
プロショップ主催のトーナメントもあります
お店が主催している大会もあります。大手の小売店さんだと、メーカーさんからの協賛もかなり得られていたりしていただける商品もけっこう豪華だったりします。
販売促進の一環として、お客さんの顔を見ることができることや、お客さんと交流を持てると言うメリットもあります。
なにしろ、申し込み時などに、来店が必要だったりすると釣り具も買っていったりするじゃないですか。まんまと僕もヤラレテいますヨ。
関東での有名どころだと…
『タックルアイランド』
『マニアックス』
『ミシマ釣り具』
と言った釣具屋さんが主催している大会に私は参加したことがあります。
特にタックルアイランドさんの大会「タックルアイランドトーナメント」は、牛久沼から相模湖とトレイル式になっているのも特徴的です。
ブランドやメーカー主催の大会もあるよね
まだありました!メーカー主催の大会やブランド主催の大会です。
僕が楽しみに出ているのは「レジットデザインオーナーズミーティング」ですかね。
もちろん、大会という名目でフィールドに集うのですが、同じブランドを愛用する人々が参加する『ファンミーティング』『オフ会』的な大会です。
オシャレアングラーをリードするアパレルブランド「bassmania」さんも最近では積極的な大会開催を行っていますよね。お店によくポスターが貼ってあります。
あ、浅草に実店舗を構える「セビレ」で有名!?なお店・ラインスラックさんもファンミーティングをよく開催しています。
お店で籠るだけでなく、こうして外に飛び出して実戦形式でそのメーカーのビジョンやフィロソフィー(哲学)を語り合えるイベントは楽しいものです。壮絶マニアックな『愛』が語られちゃったりします。バスアングラー…困ったもんだwww
とは言え、ENJOY!楽しむ!が基本ですヨ
ローカルトーナメントのススメ…みたいに書いてきましたが、バス釣りを趣味としている多くの人にとって貴重な休日を豊かにするためのひとつの方法としてのローカルトーナメント参加です。
競技性を突き詰めすぎたり、様々な要素が絡み合って、アツくなりすぎちゃって「釣りを楽しめなく」なってしまった人もたくさんいるみたいです。(幸い私はまだその段階まで言っていないし、そこまでハマりこんでいないのかも)
バスプロの人からも言われます「楽しんでくださいネ!」と。これ、複数人のバスプロから言われた言葉です。
そう、素人がアツくなり過ぎて、変な感じになっちゃっては元も子もないわけです。
ルールあった上でのローカルトーナメント。いつも優勝しちゃう人もいれば、全然釣れない人や勝てない人もいる。釣りの厳しさも知れるし、自分の腕のなさを痛感できることができる場でもあります。
または比較ができるので「あれ?オレ少し上手かも!?」と確認もできるかもしれません。(すみません。僕はそう思ったことがないので仮定の話です)
はい。そういうわけで、よりバス釣りを楽しむためにローカルトーナメントに出てみる…のも良いんじゃないすかね!?!?!?きょうは、出てみたいけど次の一歩が踏み出せていないアナタへのエールでした。
※あ、そして楽しい大会ができるのも主催・運営してくれる人がいるからこそ。ルールを守って、楽しく参加しましょう。
※今回のご紹介の大会は基本「レンタルボート」スタイルに寄せた紹介になっています。ドカーンとフルリギングされたバスボートで参加する大会もあるし、オカッパリの大会もあります。釣りの楽しみ方もいろいろってわけですネ。