「おひさしブリトニー!」
そんな呑気な挨拶が沼のほとりで繰り返された2020年6月21日の早朝でした!
緊急事態宣言が解除され、県境をまたいでの移動がOKとなった週末。牛久沼たまやボートで、久しぶりのバス釣り大会が開催されました。
10年以上、沼には通い続けていますが、バス釣りができることの喜びを噛締めての釣り大会となりました。(さらに釣れればなおよしッッ!)
目次
牛久沼に56人ものコアアングラーが集結
緊急事態宣言中。営業を自粛した、牛久沼たまやボートのおじさん(たまオヤ)もさすがに今回は『廃業』の二文字がよぎったそうです。
二週間前に話したところ「お客さんそんなに戻ってこないから大会は30人行かないでしょーー」と話していたのですが、明けてビックリ!大勢のお客さんが戻り、楽しい大会が開催することができました。
ただし、これはもうマナー…マスクをしての準備と言う、これまでの状況下とはちょっと異なったスタイルでのボートセッティングとなりました。
ここはもう、基本は県外からやってきた人として皆さん遵守して楽しい釣り大会を盛り上げようとしていましたね。
そして沼上に出てしまえば、そこは自然とソーシャルディスタンスをとれてしまうのがバス釣り。(特に牛久沼たまや大会は基本、1人乗りでの大会)
大会中はご安全な距離感で釣りができるわけです。
鈴木美津男カップとなりました(多謝!)
そして、今回の自粛明けの大会に冠となっていただいたのはH-1グランプリプロデューサーとしてもお馴染みの鈴木美津男さん!
茨城県取手で和菓子屋さんを営み、利根川の達人としても有名なミツオさんですが利根川には、自粛明けもスロープが閉まっていたこともあり出ることができなかったそうです。
その一方、茨城県内の牛久沼ならっ!ということで、たまやボートにはしばしば訪れていたとのこと。実は、ミツオさんの原点は牛久沼だったりするんですよね。
かつてのツレツレだった時代を知る数少ないアングラーのひとりでもあるのです。その、ミツオさんが今回は、ラッキークラフトやカルティバといったメーカーの協賛品を持ち寄ってくださり大会を盛り上げていただきました。
そして、3週間ほど前には牛久沼のエックスデーに釣行し、大釣りをしたというミツオさん。これは、お立ち台にも絡んでくるのではないか!?と予想していました。(結果は…引っこ抜いたデカバスが勝手に船の外に出ていった…らしいです!)
梅雨の中休み??
梅雨時季です。もう、釣れそうな雰囲気だけはムンムンないつもの牛久沼がそこにはありました。
【DATA】
2020年6月21日(日)
くもり時々雨
気温:18℃~24℃
水温:24℃~26℃
風少し強く
曇り空で巻きもいけそう?と思わせる最高のコンディション。ですが、気になるのは金曜に降った冷たい雨と増水。
この水の影響がサカナにどう出るかががキーとなりました。
風がボチボチ強くてスティックイットを撃ちながら釣りをしていました
さて、個人的には巻きというよりも今日は撃ちものを中心に戦術を構成。
撃ちものは、ライトテキサス(ビフテキ)とバックスライドを中心にしていましたが、この日は日中から風が強かったのでボートをステイさせるのが非常に難しかったです。
ですので、超アナログなレンタルボート用アンカー「スティックイット」が大活躍。
バスボートだとパワーポールでウィーーンとアンカーを打つのですが、レンタルボートアングラーなので手でよっこらしょと言いながらアンカーを打つのです。
こうすると、流し釣りは難しくなりますが、ある程度の範囲の場所を荒らさずに打っていくことができます。風がないと無用の長物になりがちなのですが、久しぶりに風が吹いたので滅茶苦茶役にたちました。
ナマロー氏の結果はデコ丸でした(´;ω;`)
ハイ。楽しみで楽しみで、前日は眠れなくなるほどだったのですが、バイトは割と得るもののサカナを水揚げすることはできませんでした。
この日からGOPROを首にひっかけて釣りをしていたのですが、木化けさせることも2回あったりで踏んだり蹴ったりでした。
☟Twitterに木化けした時の動画をUPしてみました。
この気持ち……共有したい!
ということで、フルフッキングするや否や巻かれて『木化け』していることに愕然とする動画がこちらです。
「また」と言っているのはこの日、2度目の『木化け』だからです。
大会中なので、結構、マジな感じで声を出している(;^ω^)
あ #GOPRO を導入しました。#牛久沼 pic.twitter.com/MHMG3mbO5I
— ナマロー⭐️ステッカー配布中 (@nama_ryu) June 21, 2020
編集ソフトにほぼほぼ初めてDLしてみたりしたけど、疲れすぎているし、根本的に動画編集初心者なので画面も反転。なぜか、右巻きになってしまっています(私は左巻きマンです)
結果は…キロアップがたくさんでた大会でした!
自分自身はサカナに触れず、無念のゼロ帰着となりましたが、多くの素晴らしい牛久のビッグバスが持ち込まれました。
参加者56人で20人がウェイイン。ズラッとライブウェルが並ぶその景色…久しぶりでございます。裏山~
上位陣の話を聞いていくと、西谷田も東谷田もまんべんなく釣れている感じでした。上位十人のうち、1人がバズベイト、2人がスピナーベイト、そして他7人はノーシンカーやテキサスでの釣りでした。
スピナーベイトは、使っていた2人ともボトムアップのビーブルを使用していたのが印象的でした。あ、「スピナベサイト」ではないようですけど。
それでは上位3人のパターンを盗み聞きしていたのでUPします。
牛久沼たまや6月大会。
わたすは壮絶にデコりました。
ただ、釣る人は釣る。
立派なキロアップがいっぱいでた大会となりました!
涙の水戸街道、、、であります。 pic.twitter.com/SXus2lUyZE
— ナマロー⭐️ステッカー配布中 (@nama_ryu) June 21, 2020
今回は3位のカウントアップでご紹介。あと、今回から敬称については、たまやボート名物の「氏」にします。人によってはこれを「たまやボート憧れの『氏よばわり』」と言っているとかいないとか。
3位:東氏 51cm!2120g!でビッグフィッシュ賞も獲得!
なんと釣ったのは、終了間際の12時50分というまさにドラマ魚(うお)。昨年9月も準優勝している実力者!(※初参加と当初書きましたが、一部訂正しました!失礼しました)
3.5g5インチヤマセンコーテキサスというザッツ牛久沼なルアーで見事な魚を持ち込んでくれました。
牛久沼と言うとブタバスといったデカバスが有名ですが、古参の釣り場なので50cmオーバーはそうそう見ることができなかったりするので、ゴンザレスは本当に貴重だったりします。(おそらくフロリダ種は入っていない…)
2位:阿部氏 沼随一のクラッチ使いがビッグなヤツも釣れてきた!
安倍さんは西谷田川に通いこみ、ラッキークラフトのクラッチを駆使して毎回、サカナを持ち込む手練れ…
今回もクラッチで3本!のサカナを釣り、ビッグフィッシュはエスケープチビツインのテキサスで釣ると言う万全の試合づくりをしてきました。
元祖クラッチ使いの達人でもある、鈴木美津男さんもうれしそうでした!
優勝:松村氏 「ブチックの店長さん」(たまオヤ的に発音)が嬉しいたまや大会初優勝!
松村選手は、2019H-1グランプリ新利根戦のウィナー(平成最後のチャンピオン!)と言うこともあり、私の中では優勝をかなりしていると思っていたのですが、なんとたまや大会はこれが初優勝とのこと!
亀山ダムではのむらボートの平日大会にも出場していたりと、レンタルボートフィッシングでの総合力がかなり高い選手と言えるのではないでしょうか。
一度勝つと『勝ちグセ』なる、なんとも魅惑的なクセができるということですが・・・松村選手・・・こりゃ、クセになっているかもしれませんな。
あ、なお釣り方も牛久らしい。西谷田川上流の鴨撃ち小屋あとにバズベイトをひいて、フォローに使ったファットイカにビッグフィッシュがきたという、アフターの季節ならではの王者の釣りでありました!
牛久沼たまやボートは元気に営業中!
終了後の集合写真は「こういう時期だし自粛しときましょう」ということで集合写真は撮影しないで解散となりました。
4月、5月と産卵時期に期せずして人が来なかった牛久沼。もしかしたら、今年のバスはプレッシャーが低めでちょいとばかり元気になっているような気もします。
たまや大会は、オヤジさんとママさんが元気に取り仕切ってくれています。新規参入の方もたくさんいるので、ローカルトーナメントチャレンジの第一歩にいいですよ。
是非ともたまやボートのHPもチェックしてみてくださいね。(おじさんが趣味の沖釣りに行ってしまうことがあるのでスケジュールはよく見ておこう。あとライジャケは必須です。)
《次回は…》
次週は亀山ダムにも行く予定なので、亀山ダムのバスに癒してもらう予定です。