持ち込む数が限られるレンタルボートでの釣り…
そこに持ち込むロッドの種類でもってその人のスタイルやセンスなんてものがわかったりするものですが、先日(2020年6月28日)行われたレジットデザインオーナーズミーティングでは、プラもしていないということで実に11本!ものロッドを持ち込みました。
ザッツ優柔不断野郎なわけですが、その中で、この日に使ったメインロッドを一本ご紹介しておきたいと筆をとりました。
目次
レンタルボートに持ち込む適正本数は?
オカッパリアングラーでお読みの方もいらっしゃるかと思いますが、陸釣りだと歩き回る場合はホルダーを腰につけていて最大で3本が、同時に持てるロッド数の限界ってところでしょうか。
フルサイズバスボートだと、表に出しているロッドだけじゃなくてストレージなんていうものもありますからストックを含めると20本近くは持ち込めたりしますよね。
で、私が楽しんでいるアベックボートを利用したレンタルボートスタイルだと10本くらいが最大値積載本数かなと実感しております。
それ以上になると、かさばって釣りの展開に支障をきたすことになるかと。なにしろ、ロッドに合わせるだけのルアーも持ち込むわけですから荷物が増える。
ですから、私の持ち込み適正本数は7~8本かなと思っています。これでもかなり多いのですが!
スペルバウンドコアの製造元はレジットデザイン!
2020年のレジットデザインオーナーズミーティングに参加してきました。
レジットデザインは創立から5年となったわけですが、私の手元にあるワイルドサイドは、数えてみたら10本以上となりました。
もちろん、それを携えて亀山湖でのミーティングに参加したのですが、その中にはちらほらとエンジンのロッドブランドであるスペルバウンドコアのロッドが数本忍んでいたりしたのです。
スペルバウンドコア…実はこのロッドの製造元は「レジットデザイン」!
普通はこうした、製造委託した商品というものは製造元を表に出さなかったりするものですがこのロッドに関しては「ビルバイ・レジットデザイン」と明記してあります。
大手スーパーが作っているPB商品も実は大手食品会社が中身は作っている…なんてことは公然の事実だし、調べようと思えば製品番号などで公表も実はしていたりします。でも、ブランドとしてそれは表にださなかったりするものです。
で、スペルバウンドコアの製造元はレジットデザイン。
ワイルドサイドとはコンセプトやフィロソフィーが違ったりするのですが、レジット製品の支流であることは確かなこと。ですので、このロッドを私はボートに持ち込みました。
まぁ、入賞したら心置きなくロッドの名前と型番を言えるように、すべてのロッドをレジットに統一したという意味もあります。
(他メーカー・ブランドのロッドもそりゃぁ素人だから何本か持っているし使っていますので)
スペルバウンドコアSCC-610H-STがメインに!
で、初夏の釣りを楽しもうと臨んだイベント…
当初はフィーディングバスを朝は狙って~~なんて、ファニーな気分で準備をしていたのですが本番当日は大雨に。
サカナは沈んで表層でのフィーディングはどこへやら。ちょいと深めのところか、シャロー狙いへと戦略は変更を迫られました。
そして「狙うならビッグでしょ!」と思い切りをよくして繰り出したのがギルワームによる撃ちの釣りでした。牛久沼出身のワタクシ…結局はヘビーなカバーフィッシングにいってしまうのです。これはもう性(サガ)としか言いようがありません。まさに懐かしのロマンシングサガなのですヨ。
このスペルバウンドコアSCC-610H-STについて、まずはエンジン公式サイトからの引用をどうぞ。いってらっしゃい。
羽生監修。カバー内で丁寧にリグを操作する為のソリッドティップ採用ヘヴィークラスロッド。驚くほど守備範囲が広く、10g前後のテキサスリグ、リーダーレスダウンショット、ディープクランク、スイムジグなどオールシーズン活躍する1本。
エンジン羽生さんがプロデュースする一本で、ヘビークラスでありながら繊細な誘いが可能となっているモデル。
私はと言うと、3g~5gのシンカーを使った、いわゆる「ライトテキサス」の釣りが軸となっています。そして、そのリグを丁寧に操りながらも、パワフルなフッキングとやりとりができる竿を探していました。
そこで、現れたのがこのソリッドティップを装着した610Hのロッドでした。まぁ、素材を含めてロッドとしてはわりとマニアックな部類に入りますよね。
ですがですが、1年以上使ってみて、ソリッドティップのヘビーロッドは意外といい!と思えるようになっています。
そもそも、ソリッドティップはスモールマウスバスフィッシングをする方にとってはポピュラーかもしれませんが、平地でのラージ狙いを主としている私たちからすると異端児的なロッドと言えるのです。
そんな、異端なロッドですが、ソリッドティップは小さめのリグが投げやすいのです。これは、小さなルアー・リグを使うとはいえスーパービッグの可能性を秘めたフィールドではかなりありがたかったりします。
大き目のワームも躊躇なく背負えるバットと繊細なティップ
ベローズギルなどのギルワームはボリュームがでちゃうのでどうしても、ぼちゃんぼちゃんやりがちになるかと思いきや、最新リールと組み合わせれば静かなアプローチもこのロッドならできちゃいます。
長さはロクテンとちょっと長いけど、身長180cmは無駄にあるのでこの長さのロッドも違和感がありません。
ただ、ショートロッドでの釣りの良さもあるのでそちらも忘れずに。オーバーハング下だと610はやっぱり長いかもしれません。
☟こういった、木が生い茂る場所ではちょいと長かったりします。ここはショートロッドコンセプトなロッドがほしくなりましたね。
メインルアーはベローズギルのテキサス!
ジークラックからリリースされているベローズギル。
いやいや、このワームは釣れるかもしれないとかなーり感じ始めています。皆さん、YouTubeなどでチェック済なのかもしれませんが、割と新し目なギルワームでかなりの注目を集めています。ですからかなかなか店頭にない気がします。これは関東だからかな!?(琵琶湖でも人気らしい)
当日は5匹釣れたのですが、ビッグは出ないもののアベレージやそれ以下のサカナもバックりと食ってきました。
昨今はデカベイトなどでの男道な釣り方を一気通貫する人も多いですね。そんな中ですが、テキサスリグはやっぱりバス釣りの基本!バイトと同時にフルフッキングするのはやっぱり気持ちいい。
このワームをウキゴミの下にいるであろうバスたちに強くアピールする、、、と言う戦法でした。まぁ、釣れました。この釣りだけで結局、5匹を釣り上げました。
そんなベローズギル。ギルパターン。
昔はこんなパターン釣りは、ワードとしてなかったわけですが、ここ数年、バス釣り標準語に加わりましたね。
そうなんです。バスはギルを食う。そこから生まれたのがギルワーム…ちょっと大き目なサイズ感はいれば確実に気付くボリューム感です。
そして、ベローズギルはご覧のように、見た目からして「水噛み最強」なわけで。
このサイズのワームだと、期待しちゃうのはビッグバス、キッカーじゃないですか。でも実際は、25センチくらいのキーパーや30cm前後の若者バスたちが釣れて終了しました。
ただ、このワームは久しぶりにアタリかもしれないと感じています。
バス釣り初心者の人も、このワームサイズでバイトがとれたら楽しくてしょうがないので、バス釣り沼にハマるためにもこの番手のロッドをいかがでしょうか!?
☞次回は!?・・・ベローズギルについては今後も使っていき公開していきたいと思います。