全国300万人のバス釣りファンの皆さん、お待たせしました。優勝できました。そうなんです。やっとこさどっこいさの「結果」を出してのブログ釣果報告ができます。
過日、人気ロッドメーカー「レジットデザイン」が開催しているユーザーイベント「第9回レジットデザインオーナーズミーティング」にて優勝することができました。
遅い梅雨入り直前の2021年6月13日(日)に亀山湖で行われたイベントでの出来事をお伝えします。
目次
レジットデザインオーナーズミーティングとは!?
バス釣り大好きなあなたならもちろん知っていますよね?紫色を基調としたロッドデザインが目を引くレジットデザインがよく釣具屋さんで対面販売イベントを開いていることを。
メーカーの「中の人」がお店に立って、作っている竿を直接触らせてくれて、狙いやこだわりを教えてくれると言うイベントです。(で、思わず買ってしまうこともあったりすると言う世にも恐ろしい店頭イベント・・・ww)
そんな対面販売イベントを積極的に行っているレジットデザインがフィールドにオーナーたちが集い、釣りをしようとと言う恒例イベント、それがレジットデザインオーナーズミーティング。
(オーナーズミーティングというとバイクや車のユーザーの集いが有名ですよね?ハーレーとか?)
そんな私は初回のミーティングから(2016年が初回)参加。同じロッドを所有する人同士で交流を深めてきました。
オーナーズミーティングは大会形式で行われ、ロッドメーカー主催ということで上位選手5名にはロッドを副賞としていただけるという大人気イベントになっている。
で!!!
そんな私は今まで何度も参加させていただいていたにも関わらず一度も!入賞すらすることなく時は過ぎ・・・2021年のオーナーズミィーティングの日を迎えたのです。
・・・大人気のミーティングイベントとなっており、現在は抽選になることも。今年も参加させていただけて嬉しい限りでした。
普通はホップ☆ステップ☆ジャンプするべきのところなのですが・・・結果・・・今回・・・
優勝をすることができました!!!
Twitterで速報が打たれました。ツイ廃なので情報は随時更新しています。是非、フォローを。
【涙の結果速報】
バス釣りブロガーのナマロー選手(あ、私です)がレジッターが集うイベント #レジットデザインオーナーズミーティング で優勝❗️
やった❗️
パターンやタックルなど詳細はまた。#亀山湖#レジットデザイン pic.twitter.com/E3qQzai4ed
— ナマロー | バス釣りブロガー (@nama_ryu) June 13, 2021
ここまでの道のりはそれなりに厳しく〜〜悔しかったのは2017年のオーナーズミーティングで「5グラム差」で6位と、5位以内の入賞を逃した記録と記憶があるのです。(その次の週に行われたH-1GPでもパターンをつかんでいたのに入賞を寸止めで逃す6位と言うトラウマ状態)
<レジットデザインオーナーズミーティング当日のルールと状況>
2021年6月13日
フィールド:亀山湖
気温:最高気温29度
水温:19〜21度
天気:曇り時々晴れ
2匹リミットの重量勝負
6月の亀山湖を知るために1週間前にに練習(プラ)にも行った!
イベント的な大会なのでその日に行ってみて、インスピレーションのまま釣りをするのもいいものなのですが、流石にそろそろ結果も欲しい!
と言うことで、1週間前に練習(かっこようく言うとプラ)へと房総亀山に車を走らせたのです。
6月の亀山は満水。しかも、桟橋の根元が浸かるほどの超満水でした。
今年はあたたかかったこともあり、スポーニングはほぼ終了。フライを守るオスバスの姿も散見されました。
練習を敢行した日は、割と強めな雨の次の日だっとこともあり魚の活性も高く、湖では数多くの魚たちが水揚げされていました。
私も、ワームの釣りからクランクでの釣りまで魚の反応は上々。特に、ギル型ワーム(好きなのはベローズギル)に好反応を得られました。
キロフィッシュも2本ほど釣ることができ、じっくりとしっかりとやれば魚は揃うなと自信を持てたプラでした。
あ、ちなみに釣りをしながらと言うよりは全域を一日かけてゆっくりとまわるエンジョイフィッシングとはちょっと異なる釣りをしていました。あまり釣りをしないというかなんというか。なにせ、移動時間が半分くらいになりますからね。
ギルパターン・・・亀山湖のベイトフィッシュパターンとは?
本番当日もやりきったのはブルーギルを捕食しているバスを狙った釣りで、ゴミや立木など何かしらのストラクチャーをまたいでベローズギルのテキサスリグを入れ込んでいくと言うもの。
6月の亀山にはそこかしこに産卵を意識したギルたちやぼーっと浮き出したギルがたくさんいて、そんなギルが不用意に目の前に現れた姿を演出していきました。急にバッと現れる無防備なギル・・・この意識、大切です。
亀山湖で釣りをしている上でここ数年、考えているのは「ベイトフィッシュ」に合わせること。
▼2月のアカガエルパターン
▼春のワカサギ産卵パターン
▼春の放流ニジマスパターン
▼初夏のオイカワパターン
▼盛夏の入り口の酸欠ワカサギパターン
▼謎の多いワタカパターン
等々、亀山にいるその日、その時季に「旬」なベイトフィッシュにルアーを合わせていく。これがバチっとハマった時には、ハイプレッシャーレイクとは思えない圧倒的な釣果を得ることができることを通いこんでいるロコたちは知っています。
そして、ギルたちが産卵を意識するこの時季のギルパターンもこれまたアツい。
バスにとってはある程度大きめなベイトであるギル。それだけに「ガツガツ」とまさに食らいつくようなバイトを感じることができるエキサイティングな釣りが展開できちゃう。
ギル型ワームはもちろん、ギル型のハードベイトによる釣りも初夏にはよく効く釣りとして有名です。イベントの当日もハードベイトで釣っていた一般のお客さんもいたそうです。
とまぁ、ベイトフィッシュを意識してルアーに反映させる釣りもあれば、サイト一本勝負のサイトマンがいたり、ビッグベイトオンリーのビッグバンベイターがいたり、フロッグマン、トッパー、などなど多種多様なスタイルがあるのがバス釣りの面白味でもあります。
その中の、スタイル・選択肢としてのベイトフィッシュパターンが今回のギルパターンなのです。
ガツガツとしたバイトが特徴なので、ベイトタックルでの釣りを初めてやる方やビギナーの方にもおすすめの釣りですよ。わかりやすい釣りですから。最初はビックリ合わせをしちゃうかもしれませんヨ。
牛久沼のアプローチが活きました
と、亀山でもそこそこ魚に触れるようになってきたのですが僕のベースとなっているフィールドは茨城県は牛久沼。
フリップの聖地とも知られている牛久沼で習得したのはアシを永遠と打ち続ける「アシ撃ち」の釣りとその技術。
テキサスリグやジグ、ノーシンカーワームをひたすら撃つ釣りなのですが、単純な動きに見えてこれがまた奥が深い。
特に気をつけているのは「静かなアプローチ」
サンデーアングラーなもので、超絶キャストテクニックは持ち合わせていないものの、静かな着水はもちろん、静かな寄せを意識した魚への近づき方が今回の亀山でのカバー撃ちのコツになっていたかな、、、と感じております。
意外とガチャガチャとエレキの操作をしていたり、ポイントへの近づき方が雑になっていませんか???
満水の亀山は美味しそうなポイントがいっぱい。あなたならどう撃ちます??
私がこうしたカバーフィッシングで心がけていることは「バスとアングラーの間に何かしらを挟むこと」です。
カバーを直接攻めることはそれに他ならないのですが・・・画像に見える浮きゴミの中はもちろん、流木や立木なら自分との間にそれを置いてバスの警戒心を緩めさせるといったところでしょうか。
亀山のバスはもう人間の気配には気づいているし、慣れきっています。そのバスにいかに口を使わすかは、サイトでもこうしたブラインドの撃っての釣りも一緒。単なる直球勝負ではなかなか打ちとれない好打者そろいなバスたちが関東亀山のバスであると考えています。
そんなスレっからしのバスたちもアングラーとの間に何かが「ある」ことによって一気に本能に火をつけるのです。
ジークラックのベローズギル
ギル型ワームの金字塔はご存知デプスのブルフラットです。亀山ダムでも発売当初に使った人たちが相当にいい思いをしたと聞いたことがあります。
そんな、ギル型ワームとしてこちらも人気なのがジークラックがリリースしているベローズギル。
どうやって作っているんだろう?と不思議になるほどのヒダヒダのリブをまとっている特徴的なギルワームです。
水噛みが最上級のワームなので、持ち上げた時に水をたっぷりとまとって持ってきてしまうので気がついたら膝や太ももなどがビチャビチャになってしまっていることもある・・・そんな独特なワームです。
こちらのワームをシンプルなテキサスリグにして、気になる場所にガンガン撃ち込んでいくのがナマロースタイル。(前述の通りここで静かにアプローチするのが大切)
YouTubeでジークラックの大江プロが解説されていますが、まだスレていないワームなのでバスがいるところに入れればほぼゴゴッと食ってくるそんなパワーのあるワームなのだそうです。(大江プロの動画を見れば全てがわかります。リグなども真似っこです。参考になります。)
ギル型のワームとなるとこのベローズギルか、デプスのブルフラット、OSPのSSギルあたりの選択になりますかね。どれも実績十分なワームですからどれを選ぶかはあなたのセンス次第www僕はこの3つどれでも釣ったことがあります。
ギルワームの使い方のコツは・・・
勝てたから言える私なりの使い方は・・・まずは軽くフォールさせる〜と言うことでしょうか。
ラインを見せるのを止めるために、浮きゴミや立木、流木にひっかけて水面直下で釣るのが定石なのではありますが、ある程度のフォールをさせて「見せて」から引き上げて誘うというやり方も有りだったりします。
そして、投げ入れるところ、誘いを入れる場所も重要で、人間と魚の間に何かしらのストラクチャーを挟めば挟むほどバイトチャンスは上昇すると感じています。
亀山ほどのハイプレッシャーレイクだとバスたちは人間の存在にバリバリに気づいているはずなんですよね。そんな状況下をものともせずにルアーを食わせるには、人間と魚の間の「何か」を利用するのは皆さんやっているメソッドであると思います。
使用タックル紹介(ワイルドサイド&スペルバウンドコア)
さぁ、使用したタックルも紹介していきましょうか。ロッドメーカーであるレジットデザインのイベントだったのでロッドを中心に。
SCC-610H-STはベローズギル3.8の7グラムテキサスに
ロッド:SCC-610H-ST(エンジンスペルバウンドコア)
リール:シマノ20メタニウムXGレフト KDWオフセットクラッチ仕様
ライン:ソラロームエクスレッド亀山SP20ポンド
ルアー:ベローズギル3.8の7グラムテキサス
フック:イチカワマッスルフック3/0番
実は実は〜〜メインとなったタックルは実はエンジンが出しているスペルバウンドコアでした。
ワイルドサイドではないとはいえ、このロッドも表記があるのですが「Builtbyレジットデザイン」だったりします。なのである意味このロッドユーザーもレジッターでもあるのです(!?)
こちらの竿は、ライトテキサスからテキサス、ノーシンカー、ヘビキャロと撃ちの釣り全般に使っています。ヘビーロッドにソリッドティップが装着されているちょっと珍しいロッドです。非常に関東風味なロッドだなぁと感じています。
ヘビークラスロッド、20ポンドラインを組んでいる接近戦ですからフックも強さが求められます。タックルはバランスなんですよね。太い糸には強いハリです。
最近は、琵琶湖で鍛えられしイチカワフィッシングのマッスルフックをセレクト。レジットプロの北さんも使っている強靭なフックです。協賛品としてもいただきました。ありがとうございます。
リールはシマノの20メタニウムXG。こちらに20ポンドと強気なフロロラインを巻きました。ラインは一部で噂の東レエクスレッドの亀山スペシャルモデルです。オンライン販売のみのグリーンとブラックのマーキングが施された視認性抜群のスペシャルラインです。
見えるラインと言うとサンラインのBMSが有名ですが、こちらは亀山の腕利きテスターたちがプロデュースした噂のライン「ソラローム エクスレッド type NS スペシャルマーキングモデル」。WEBのみの限定販売となっているようです。黒と緑のコントラストは水に馴染みつつも見やすい!
WSC-610L+はベローズギル2.8の5グラム直リグ
ロッド:WSC-610L+(レジットデザインワイルドサイド)
リール:ダイワアルファスエア
ライン:ソラロームエクスレッド亀山SP12ポンド
ルアー:ベローズギル2.8の5グラム直リグ
フック:Kgフック1番
ベローズギルにはサイズ展開があるのですが、その一番小型の2.8はフォーリングを意識した釣りで使おうと直リグをセッティング。季節が夏めいてきたらフォーリングジグにセットするもの楽しそうです。
関東より関西での人気を感じるベイトフィネスロッドWSC-610L+ですが、牛久沼などでのライトテキサスや小さめのジグやノーシンカーの釣りに抜群な竿であります。50アップも釣ったことがあるのですが、細身な見た目以上に不思きなトルクを感じさせられています。
こちらは、カバーへひっかけてのシェイクよりも、フォールを重視してのセレクト。この日も、立木へのベタなフォールで魚を連れてきてくれました。
ただ、2.8サイズはキーパー以下(今回は25センチキーパー)の子バスたちも食ってくるのでサイズを選ぶなら3.8ですかね。3.8もいいところに入れば躊躇なく食ってきますので大丈夫ですよ。
セビレやフカフカにも夢は見ていました!
何しろアフター初夏です。水面に浮くルアーも入れ込んでいたことを言っておきましょう。
▼フカフカに夢をみたり。こちらはワイルドサイドのフロッグロッドを使ったり。(WSC -65MH)
▼浅草にお店があるラインスラックが販売しているセビレも準備。竿はワイルドサイド随一の中弾性ロッドWSC-66MLにて。この竿は巻物全般がイケるのでお気に入りの竿の一つ。グラスはクランク専用なのでまたその使い分けなどもお話したいところ。
▼色々とチャレンジしているのですよ〜〜。その日にあったパターンを試していくようにしたい。だから想定パターン
亀山湖でのポイント選びは?
満水の亀山だったので岸際はカバー天国!どこもかしこも釣れそうでした。カバー=魚を騙せるわけですから、アングラー有利とも言えるのですが対して魚の濃度に対して逃げ場所が増えてしまうと言うことでもあります。
当日は前週プラも鑑みて、本湖よりを選びました。プラでは、笹川上流からプール、猪川まで東西南北を様子見。もちろんどこにでもバスはいるのですが、水の様子などは本湖がよし!と会場となったトキタボート近辺をメインにしました。
実際には笹川上流でプラでキロアップもとれたこともあり、どんどんまで行ったりしたのですがいかせん水が悪くなりすぎていたので見切りは早めにしました。この辺のエリアの「見切り」はローカルトーナメントジャンキーなので年々早くなっています。若さで勝負の年齢でもないので、この辺は経験と言うことで。
あと、思い返すに一週前とは言え練習に行ったのがよかったでしょう。いきなりだと、やっぱり様子を掴む頃にはお昼くらいになってしまっているんですよね。これはもう気合いとしか言いようがありません。
魚は、大小あわせてフックアップできたのは7匹ほど。バイトは12〜13は得ることができていました。その中で、リミットの2匹は月毛沢と終了15分前にトキタワンドでゲットしたバスでした。(どちらもベローズギルテキサス)
優勝想定ウェイトは2000グラムと踏んでいたので、上手くいけばお立ち台にいけるかな?と思いながら帰着となりました。
イベント結果(大会結果)は超接戦!
優勝する場合は、圧倒的なウェイト差でぶっちぎりとなることも多々あるのですが今回のオーナーズミーティングでは、いわゆるローウェイト戦となりお団子状態でのウェイインとなりました。
5位 1,160グラム
4位 1,250グラム
3位 1,260グラム
2位 1,555グラム
1位 1,595グラム(私)
かなり刻んだ結果となっていますね。今回はイベント的大会でしたが、ガチローカル大会や公式トーナメントなどでもこの「数グラム」の差で泣いてくるのがバスフィッシングのコンペだったりします。
それだけに、一匹の重みは地球より重い・・・とそう思う日々だったりするのです。
まぁ、競い合いばかりが釣りじゃないんですけどね!そこは人それぞれ深い部分になってきます。
なおウェイイン率は73%。リミットメイク率は53.1%と言う、やっぱり釣れるぞ!亀山な結果でした。
亀山のバスはよく釣れます。ほんとに。おそらく「人馴れしている」「ルアーが好き」なのではないか??と感じています。マジで。
レジットデザインワイルドサイドWSC-63MHをいただきました!
ロッドメーカーさんのオーナーズミーティングと言うことで、副賞はなんとロッドです。5位までの人に授与されるのですが、私が選んだのはショートロッドの銘竿として初期からラインナップされているWSC-63MH。
今回のメインロッドは610Hだったのですが、今季の亀山は満水状態でナイスなオーバーハングもいっぱい。ちょっと潜り込んでやりたくなるシチュエーションではやっぱりショートロッドが欲しくなるもの。
63MHはレジッターの皆さんもよく使っている人気番手なので、これから使うのがとても楽しみであります。
レジットデザインとレジッターの皆さんに感謝
当日は終了後にディスタンスをとりながらとご時世ながらのかたちながら、今シーズンの流行予測などを話す楽しい時間が久しぶりに取れました。
「あの釣りは方は旋風を巻き起こす可能性がある!」
・・・なんてお話をですね!
さてさて、次なる結果報告ができるのか!?サラリーマンサンデーアングラーの星になるために頑張っていきます〜〜
今回、大変な時局の中での開催をしていていただいたレジットデザインの皆さん、スタッフの皆さん、結果も出て最高の週末となりました。是非、良い竿をこれからも作って楽しいイベントもまた開いてくださいね。
次回は10回目の記念回。ハッ!連覇なるか!?
動画あり!百聞は一見にしかず!
今回の釣行の一部はGOPROにて撮影を行っています。YouTubeでもUPしますのでしばしお待ちください〜〜ガンバラナイト